わーなんかいきなり拍手が増えて嬉しい限り。
「誰も見て無くても頑張れる」タイプと「見てくれる、感想があれば頑張れる」タイプがいますが私はご褒美が無いと走れない駄目馬なので。
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プレッシャーどころか励みになります。
というか、本当に数回感想が無いと本気でサイト閉めようかなと思うので
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「サラディン!」
驚いて声をかけるとサラディンが振り向いて 言う。
「どうしてここに?」
「何だか眠れなくて」
「へぇ、奇遇だな。俺もなんだ。そっちに行ってもいいか?」
「えぇ、どうぞ。あなたも飲みますか?グラスは一つしかありませんが」
言われてよく見るとバルコニーの机の上には氷と酒が置いてある。
「あんたが嫌じゃなければそのままくれ」
そう言うとサラディンは飲みかけのグラスにお酒を継ぎ足し、そのまま渡してきた。
こんな粗野な素振りもサラディンだと不思議に下品な感じがしない。
逆にしなやかな指の動きに俺は目を奪われる。
「…薄いな」
「継ぎ足しだから。なんなら直接飲みますか?」
差し出したボトルはかなり度数の高い物でそれが半分ほど減っている。
「これ、もしかして一人で飲んだのか?」
「そうですけど、何か?」
「飲み過ぎた。体に悪い」
「私はこう見えてもかなりお酒は強い方なんです。これくらいで酔ったりしません」
「そういう問題じゃない!こいつは俺がもらっとく」
「ケチ、お母さんみたいな事を言わないで下さい」
「駄目だ!。こんなもん毎日飲んでたら体を壊すだろう」
「毎日ではありませんよ。今日だけです。…何だか眠れなくて」
「いつもは?」
「…いつもは、よく眠ります。軽い運動をするから疲れて、夢もみないで眠ります。眠れない時はサイファンが付き添ってくれますし」
今日の事でサイファンがサラディンを大切に守っている事は解ったが、それでも二人が親しくしている事実を改めて聞くと気分が悪かった。
「あんた、あいつの事どう思ってる?」
「あいつって誰ですか?名前を言ってくれなければ解りませんよ。私はあなたとコレ、アレ、ソレで通じるような熟年夫婦ではありませんから。口があるならちゃんと使ってください」
サラディンがふざけた口調で聞いてくる。
話の流れからからかわれている事が解ってムッとするが、こういう意地悪な所は残っているんだと思うと少しだけほっとした。
「茶化すなよ。解っているだろ、サイファンの事だ」
そう言うとサラディンは困った顔をして俯いた。
瞼を臥せたサラディンの白い顔に長い睫毛の影が落ちる。
月明かりの方が日の光よりも弱いせいか、その影は妙に長く、濃く見えた。
長い沈黙の後、サラディンはやっと顔を上げた。
「…彼は私にとって1番必要な人です」
サラディンは、顔を歪めながら小さな声で言った
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