東京参加してきました。
色んな方に声をかけてもらえてとても嬉しかったです。
ありがとうございます、励みになります。
次は大阪スーパー参加予定
インテックス大阪 5/17 4号館 O7b PARAMAMA です。
当日過去のジャンルの本を無料配布する予定なので興味のある方よろしく〜
新刊は今頑張り中・・・出るかは解らないです。
でも最後の大阪になる予定なので出来ればもっていきたいなぁ。
後、ご要望のあったPHの2.3、4を再販しました。
各10冊くらいづつなので(2だけ15冊くらい)無くなったら終了です。
2はもう難燃も前に売り切れたのでもっていない人も多いと思う。
本当はまとめて総集編にしたかったんですがそれだと今後の活動が約束できない状態なので
それならどうしても欲しいという人の為に作ってみました。
5月17日大阪にもって行きます。
通販希望の方はすいませんが荷物を全部送ってしまったので17日以降になります。
引越しが6月初めになったので、通販受付が出来るのは多分5月の終わりくらいまでかなぁと
拍手レス
良い事も悪いことも忘れられる
基本「目の前にいない」なんですよね。
相手と深い仲にならなければ楽だと思います
コメントで日付違いを教えてくれた方ありがとうございます!
すいませんでした。
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「さすが高級療養所だな」
コテージのキッチンシステムは最新の物でスイッチ一つで、アナログに切り替えられるようになっている。
レンジは水、赤外線、電磁波と使用が選べるタイプで料理好きの俺は最高の設備に喜んだ。
「やる気がでるぜ」
「楽しみにしています」
「人事みたいに言うなよ。あんたもやるんだから」
「はい」
戸棚の下にあった揃いのエプロンを羽織って俺とサラディンは料理を始めた。
「ルシファード、これはどうするのですか?」
「そっちは板ずりしてあく抜きを…」
「板ずり?」
「こうやって…」
サラディンは自分で言ったとおり、驚くほど物を知らなかったが、一つ一つ丁寧に細かく教えれば素直に従うのでゆっくりではあるが、順調に支度は進んでいった。
サラディンは計量スプーンの調味料の量を眉間に皺を寄せながら計り、餃子の皮を包むのを面白がって笑った。
サイファンの言ったようにサラディンは行動や性格も少し変わったようだ。
素直で明るくなったし、何より人懐っこくなった。
おそらく壁に隠れて出てこなかった本質が出てきたのだろう。
あの冷たい顔の下に、こんな子供が隠れていたなんて思わなかった。
無心で餃子の皮を包むサラディンの端正な横顔を見て改めて俺は何も見ていなかったのだと思い知らされる。
「ルシファード出来ました!」
サラディンは形の少し崩れた餃子を嬉しそうに差し出す。
その笑顔に俺もつい、嬉しくなる。
皮肉なもので、感情のある時のサラディンが無表情だったのに対して、強い感情が無くなったサラディンはよく笑い、表情も豊かで以前よりも人間味に溢れている。
俺はふと、サラディンが明るく楽しそうなのは、感情が無いのを埋め合わせる為なのではないかと思った。
サラディンは変わらず微笑んだままで、その顔は美しかったが、一度そう思うと逆に華やかな笑顔が薄く冷たい物に見える。
表面上の小さな波のような感情はある。
しかし、以前のように、心から何かに感動する事は無いと言ったサラディン。
この笑顔もさっき責めた時の不安な顔も全て形だけの物でサラディンの中身は空っぽなのだろうか?。
俺はそれが信じられなくて聞いてみた。
「なぁ、サラディン」
「何ですか?」
サラディンが笑顔のまま振り返る。
「楽しいか?」
「楽しいですよ」
「本当に?」
「えぇ」
笑いながらサラディンが言う。
「どうして?」
聞き返されて俺は焦った。
「いや、何となく…」
口元は笑ったままだが、すうっとサラディンの目が冷えた。
「私が楽しくないとあなたが困るのですか?そうでも無いでしょう」
サラディンは穏やかな口調のままそう言った。
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