あんまり他の人は興味のなさげなオリジナルですが、個人的にこのハルシオンとリーフォンの話は書いていてとても楽しいです。
基本両思いだし、攻めが受けを徹底的に甘やかし可愛がるというのはある意味理想なので。
この二人の本も冬コミには出したいなぁ。
もし良かったら、オリジナルも読んでみてください〜。
拍手レス
夏までですか・・・・うーん。じゃあ後から読もうかなぁ
人によりなら、やっぱり安全パイを狙って入稿後に読みます〜
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大国の第一皇太子として自分の事はある程度自分で出来るよう躾られていたが、それでも他人の面倒を見る事など初めてで俺は相当戸惑った。
医師はある程度傷の手当などはしてくれたが、元々、リーフォンを助けるのに反対していた周りの大人は消極的で手伝ってくれず、俺は医師から言われた事を試しながら、見よう見真似でリーフォンの看病を始めた。
着替えやタオル変えをし、傷口に薬を塗り、消化の良い食事をスプーンで与える。
リーフォンの状態はかなり悪く、高い熱を出し、意識も何日も戻らなかった。
自分で言い出した事なので我が儘は言えなかったが、子供の、しかも何不自由した事の無い俺にとって、慣れない看病は大変で、無理に食べさせて、噎せて吐かせてしまい、汚れたシーツをどうすればいいのか途方にくれたり、着替えさせる時に、傷口に触って泣かせたりした。
熱が高く、意識が戻らないのと、何よりリーフォンの様子がおかしかったので目が離せなくて、俺は隣にベッドを置いて同じ部屋に寝泊まりして側についていた。
性的な知識としてはっきり知っていた訳ではないけれど、リーフォンを連れ帰った時にその体の汚れと傷を見て周りの人間が顔をしかめたのを見ていたので、俺はリーフォンがおそらく、大人が子供に話したがらないような類の暴行を受けたのだろうと考えた。
それは間違いでは無く、数年後、リーフォンの拷問に携わった男の一人に聞いた事だが、拷問しても素直に吐かないリーフォンに痺れを切らし、憂さ晴らしもかねて全員で輪姦したそうだ。
兵士の中でも、拷問や処刑に関する汚れ仕事に携わる人間は地位も身分も低く、嫌な仕事であるにも関わらず給与も少ない。
仕事柄、周りには尊敬されず、低い賃金では女も買えない。
上司から「殺してもかまわない」そう言われて与えられた綺麗な子供が欲求不満の吐け口になるのは当然の成り行きだ。
今は子供もいて、当時の事をとても気に病んでいる、そう苦い口調で語った男を俺は特に罰したりしなかった。
いまさら昔の事を責めても時間は戻らないし、通常通り、皮剥ぎ、鞭叩き、火責め水責め、拷問のフルコースを真面目にくらっていたら、二日もすると、まず、人間の形をしていない。
リーフォンへの拷問が性的な物に切り替わった為に、命が助かった一面もあるからだ。
ただし、言い訳のように「初めてじゃなかった。仕込まれているみたいで慣れていた」そう言った余計な申告にムカついたので三発くらい、思いっきり殴っておいたが。
そんな訳で三日間も拘束されていた割にはリーフォンの怪我は比較的軽く済んだ。
男の申告通り、リーフォンが初めてではなく、仕込まれていたのも体のダメージを考えると良かったと思う。
だが、体の傷は目に見えて大きくなくても、心に負った傷は深かった。
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