冬コミ受かりました。
月曜、東地区カ-28a PARAMAMAです。
新刊はとりあえずCOTTEN完結で。
いい加減ダークな内容の続いたCOTTENですが、サラディンをそろそろ幸せにしてあげたい所なので
これから死ぬ気で頑張ります。
それ以降は出来てから考えようかと・・・
嫁に行くのでこれから参加がどうなるか解らないのと
在庫を色々減らしたいので、ぜひ、暇な方寄って下さい〜
拍手レス 問題は山積みです。書くほうも広げすぎた風呂敷にびっくりです
とりあえず秘密の続きです。
-------------------------------------------------
今でも、あの時の事を思い出すと体が震え、胸が熱くなる
愛される喜び、愛する喜び、それを私はあの日初めて知り、ルシファードを完全に手に入れたと思った。
それなのにルシファードは事件の後はごく普通の状態に戻ってしまい、私を友人扱いするようになってしまった。
一度燃え上がった私の心に歯止めは効かず、今の状態がつかず離れずの以前と変わらないのが寂しくて仕方ない。
例え、怖くてもあの日のルシファードに戻って、もう一度、強く深く求められたかったのだ。
「いや、だって忘れているからどんなだったか解らねぇし、もし思い出せたらドクターのご要望に少しは答えられると思うんだが…」
「あの時、あなたは私が必要だ。愛してるって言ってくれたんですよ?」
「まじー?!ドクターの事は好きだけどそう言うのはいまいち解らないっていうかー」
私はその言葉が、ルシファードの単なる逃げか、それとも本当に忘れてしまったのかが解らなかった。
そしてどちらにしてもルシファードがあの時のように私を愛していないのが解ったので落胆した。
「私は…あなたの言葉を絶対に忘れません。とても大切な思い出だから…」
そう言うとルシファードは困った顔をした。
「そう言われてもなぁ…」
ルシファードは頭を掻いて困惑している。
子供みたいな仕種に私は少し呆れながら笑った。
「あなたが思い出してくれればいいのに」
そうしたら、きっと私達は恋人になれる。
私の様子にルシファードも少し罪悪感を感じたらしい。
笑いながら言う。
「悪い、何とか思い出すようにするから」
「本当ですか?」
「あぁ」
私はルシファードの言葉を信じなかった。
あんなに強い怒りと愛をを忘れる事が人間に出来る筈が無い。
ルシファードは私との関係を曖昧にする為に嘘を着いていると思ったからだ。
「…思い出して下さい。私はもう一度、あの時のあなたに会いたいのです」
その言葉に、一瞬ルシファードの目が強く瞬いた。
「ルシファード?」
「えっ?何だ」
「あ、いえ一瞬何だが目が金色に光ったような気がして…」
「気のせいだろ」
ルシファードの様子は普段と変わり無い、見間違いだったのだろうか?。
何となく引っ掛かる物を感じたが、それ以上聞く事は出来なかった。
「そうですね」
私は残ったお茶を飲み干してこの話を終わらせた。
「えっと、サラディンお茶も菓子もまだあるけど…」
ルシファードはこちらを伺うように聞いてくる。
今のやり取りを気にしているのだ。
いつまでも拗ねていても仕方ない。
私は気持ちを切り替えてルシファードとお茶の続きを楽しむことにした。
たわいない話と甘いお菓子、じれったくて少し退屈だけど平和な日々。
こんな日がずっと続くのだと思っていた。
それがどれ程恵まれた日々だったのか、私はまだ何も知らなかった。
この日の私の言葉で私とルシファードの関係は劇的に変わり、二度と元に戻る事はなかった。
コメントの投稿